三平方の定理の続き(前回はこちら)です。
今度は、
その前に、軽く三平方の定理の復習と
1.三平方の定理の復習
三平方の定理とは、直角をはさむ2辺の長さと斜辺の長さとの関係です。つまり、
となります。ここで、cは斜辺です。
- 図1:直角三角形。90゜に対する辺cが、斜辺。
2. の使い方
- 図2:1:1:ルート2の直角二等辺三角形は、もとは正方形。
【例題1】下図の直角二等辺三角形の
- 図3:直角二等辺三角形で、xの長さを求めなさい。
3.三平方の定理だけで解いてみる
直角二等辺三角形なので、ACも
- 図5:三平方の定理で考えて、解きます。
図5を参考にして、式をつくって解きます。
どうでしょう。まぁ、三平方の定理でも解けますね。
しかし、もし、4ではなく0.4などの小数や分数が出た場合は、ちょっと計算が苦しくなります。
あくまでも、一時しのぎと考えて使ってください。本来は、比を利用するのがベストです。