ふぅ〜。。。。^_^;
やっと、終わりました。
メールサーバ(SMTPサーバ「送信サーバ」とPOPサーバ「受信サーバ」)の設定、動作確認、無事に終了。
朝、教室の掃除(大掃除ではない、いつもの小掃除)が終わり、10時ごろから、「さぁ、やるぞ!」と
ちまちま、sendmail8.14の設定をネットで検索して…サーバにログインして…と。
気分が乗ってきた所で、電話が鳴って、お客さんのサポートが入って約3時間の中断。
それから、ググーンとはまって、21時前には終了しました。
旧メールサーバ(約4年前)の導入では、SSL認証(暗号化)を有効にするためにsendmailをコンパイルし直して、
インストールし、それに付随するもろもろの者たちをインストール、、、と、とにかく面倒だった。
しかも、今回は、POPサーバもSSL認証(暗号化)を有効にしたIMAPSにするので先が思いやれた。(前回は
普通のPOP3)
前回は、軽く3日くらい導入にかかった。今回は、どうなることやらと、小心者の私は、ビビって
いました。
しかし、結果的に1日で、すべて完了。自分としては大満足です。
細かい設定は、このあと整理して後日アップしておこう。
予想外に早く導入が完了したのは、sendmail8.14(SMTPサーバ)やdovecot2(POPサーバ)のSSL周りが
デフォルトで実装済だったことが大きく影響しています。
しかし、そのことに気づいたのは、POP3の構築がまったくできなくて、途方にくれていたときです。
あるサイトに、「dovecot2からデフォルトでPOP3でも認証が必要になった」という書き込みを見つけて
一気に、問題が解決しました。
つまり、認証なしの従来のPOP3は、使えないのです。
とっとと、SSLの導入と設定を済ませて、993番ポート(IMAPS)をルータ(AUひかりのホームゲートウェイ)と
サーバで開放し、リモートから動作確認(図1)。サーバでIMAPSが正常に動作していることを確認した。
が、なぜか、リモートパソコンのメーラ(Thunderbird)からは受信に失敗する。
どうも、サーバ接続(認証)に失敗しているようだ、maillogを見ると、
dovecot: imap-login: Disconnected (no auth attempts):←こんなの、出ました!!
エラーメッセージは「つながっとらん、(認証は適用なし)」みたいな。
「Disconnected (no auth attempts)」で検索をかけても、それらしい情報にはいきあたりません。
ここで、軽く2時間はハマった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
解決の糸口は単純なところにありました。
Thunderbirdで設定したアカウントのPOPサーバの種類(プロトコル)がPOP3のままだった!!!
それを、IMAPにすれば、すんなり受信できたとさ。
ドツボにハマったときは、冷静になって、もっとも基本的なところを見直すとイインダヨー〜って、
塾生に言い聞かせている自分が、これではねぇ…
さて、次はsendmail(送信サーバ)の設定。
これも、思い切りハマった。というか原因はわかっていました。サーバの465番ポート(SMTPS)が
イッチョン開放できんとです。
端末からiptables -A INPUT ナンチャラカンチャラって書いて投入しても、
ファイヤーウォールのポート開放がまったく効いていない。(インターネット側から確認してみた)
ひょっとして、iptableもデフォルトでは直接さわれないようになってしまった、とかですか?
もう、調べる気力もないので、
とっとと、system-config-firewallを起動して、そこから、465とtcpを設定して無事に設定完了。
リモートから465でサーバに接続して動作確認完了。(図2)
もちろんThunderbirdでも送受信完了。
できれば、SPAM対策やウィルス対策もしたいのでmilterやclamavとの連携もしたいのですが、
これは又の機会ですね。
ショボイ脳みそをフル回転したので、気持よく寝られます。(続く)
今回、設定が速く終わったのには、あることに気づいたからです。
1つ目は、dovecot関連のコンフ・ファイルに記載されているコメント「#」
アウトされた設定内容が、実は、デフォルト値であった。
つまり、デフォルト設定で使うなら、「#」をわざわざ外す必要はない、
かつ、ほぼデフォルトのままで使えるので、数行編集するだけでよかった。
おそらく、最近のコンフ・ファイルはみんなこんな感じなんだろうな。
2つ目は、お恥ずかしい話ですが、入力補完に気づいたことです。
足掛け10年はLinuxを使っているのに、なーも知らんかった。
つまり、端末で、「sy」と入力して、<tab>キーを押すと「system」とか
該当するものが複数ある場合は、それらの一覧表が表示されたりするのです。
今まで、一文字一文字入力していたのでめちゃくちゃ作業が効率化したのです。