まず、勉強をしてもすぐには点が上がらない現実があることを理解しましょう。
得点が上がるまでには個人差が大きく影響します。きちんと勉強をしているのであれば、じっくり待つしかありません。
問題は、それ以外にあります。
実は、勉強とは直接関係のないところに勉強ができない原因が大きく関係しています。
- ものに対する管理
- 時間に対する管理
- 知識に対する管理
これらが、とても大雑把で雑になっているためなかなか得点できない。勉強をしてもその成果が表われないのです。
1.ものに対する管理
(1)教材を忘れる、紛失する
(2)学習用具を忘れる、紛失する
勉強を始めようとカバンを覗いても、そこには教材が入っていなかったり、鉛筆や消しゴムがなかったり、まるで武器をもたずに丸腰で戦いに臨むようなものです。
【対処方法】
勉強に必要なものを決まった場所に置きます。例えば、塾専用のカバンを用意して、塾の教材はすべてその中に入れておく。出して使い終わったらすぐにカバンに戻す。それだけ。
2.時間に対する管理
(1)学習時間が異常に短い
(2)通塾時間がばらばら(遅刻と欠席)
集中が続かないので時間ばかりかかって実質学習時間が30分以下になる。気づいたら、寝とった!ありゃ、りゃ〜。
【対処方法】
自分が確実に集中できる時間を決める。例:10分間。その時間は何があっても勉強をする。終わったら数分間休憩してまた10分間勉強する。自分の学習スタイルにあった時間を決めて集中することを練習をする。体験する。勉強の内容は得意教科などやりやすいものがよいです。もちろん、学校の宿題などならもっといいです。
3.知識に関する管理
(1)正確に覚えることをしない
(2)正確に処理することをしない
(3)正確に書き出せない(覚えたことと違うことを答えている)
いいかげんに覚えて、うろ覚えや不正確な知識で、あいまいな方法を使って問題を解き、設問の指示を無視して、気づかずに答えを書いていると、どんなにがんばっても点は取れません。すべてがデタラメなのでしょうがないです。
「問題分の意味がわからない。」「書いてあることが、何を意味しているのか、わからない。」という場合は、語句の意味を覚えていないことがほとんどです。また、語句の意味がわかっているが、文章になると理解できないという人もいます。その場合は、その文章の意味を解説してもらうしかありません。もちろん、時間をかけてじっくり自分で考えるというのでもよいでしょう。
【対処方法】
1回で覚えるべき内容を自分にあったものに絞る。例えば、単語5個などです。正確に覚えたら、必ず、確認テストをして正確に覚えたことを書き出して確認します。計算なども効果的です。
以上のことが自分に当てはまると思う人はぜひがんばってみてください。自分一人では無理なら志義ゼミナールに体験しに来てください。いつでもお待ちしております。
中3の方も、今からがんばれば受験までには十分に間に合います。