2学期期末試験で成績アップするために、何をするべきか?

答えは、単純明快ですね。”勉強する!”、”試験範囲を最低2回は繰り返す!”です。

試験科目を試験日から逆算して、今日勉強する科目を決めます。自分の力を信じながらも、自分の今の学力では歯が立たない問題は、潔く捨てます。捨てるという意味は、問題と答(解き方)をセットにして覚えるという意味も含んでいます。つまり、自分にとっての難問に時間をさかずに、確実に得点できる問題を繰り返し練習し短時間で正解を出せるように準備するのが”点取りの技術”です。

試験勉強をしている塾生の中で、よく見かけるのが「漢字」「単語」をノートに写すだけというものがあります。写すだけで試験勉強をした気になっている人に、それは試験勉強ではないと以前はよく言って聴かせたが、じっくり観察していると彼らはしたくて漢字写し、単語写しをしているのではく、それしかできないから、それしかしない。ということに気づきました。問題を解くにも、その知識や問題文の意味すら理解できない状態にあるのです。しかも、写している文字が間違っていたりします。漢字なら横棒が多かったり少なかったり、単語だったらaとo、hとnとrの区別ができないスペルミスといった学習の基本中の基本である写すことができないのです。

現在は、何もいいません。塾生は自分の力を自分で判断しやりたいようにやらせています。もちろん、その逆もあります。計算力がないのに複雑な応用問題に執着し、時間ばかりたつような塾生には、その問題は捨て、もっと計算力をつけるようにアドバイスします。

 

もちろん、素直に聴き入れて学習方法を修正する塾生もいれば、言われた途端、自分はばかにされたとばかりに不機嫌になって何もしなくなる塾生もいます。

私の方針は、まず、本人の意志を尊重????試験前なのにそんな悠長なことは言ってられません、得点させるために必要な基礎力は徹底的に(できるまで)練習させます。泣きながらやっている塾生もいます。私はほとんど無視して、黙って指導を続けます。

成績を上げるために志義に来ているのだから、ここで、基礎力を身に付けるために学習するのは当たり前です。まぁ、生徒からすれば、基礎ほど退屈な勉強はないので嫌なのはよく理解できます。でも、しょうがないですね。