wordpress-20130418

図１：facebookにつながりません

 

志義ゼミナールのサイト内で記事を更新したら、自動的にfacebookに投稿されるようにwordbookerというプラグインを設定しています。

最近、それが機能していないらしく、記事を更新してもfacebookに投稿されていません。

さっそく、原因究明と対処を行いました。

まず、wordbookerの設定ページを開いて項目設定に誤りがないか確認しました。

「志義ネットワーク再構築」前まではきちんと更新できていました。したがって、なにも設定を変更していないので項目設定に変化はありませんでした。

ただし、いくつかのセクションにエラーメッセージのようなものが表示されていました。

  1. Statusセクション
    WARNING : Your Access token is not valid( Error validating access token: Session has expired at unix time 1366246800. The current unix time is 1366249144. )
  2. サポートセクション
    Curlは使えていますが、Facebookにつながりません。原因は以下です。 (7 – Failed to connect to 2a03:2880:10:cf01:face:b00c:0:4: Network is unreachable )
  3. サポートセクション
    Wordbooker Server Access: Wordbooker Access Failed

さっそく、Google先生にお尋ねしました。

どうも、１．と３．はWordbooker サーバに関連しているエラーのようです。ちゃんと調べていませんが、おそらく内部的（サーバ内：この場合のサーバはwordbookerをインストールしているサーバなので志義のサーバです。）エラーで、直接的にfacebookの投稿へ影響しているようには思えませんでした。（今のところは、放置。というか明確な対処方法を検索出来なかった。）

２．があきらかな原因であることは直感的にわかりました。「Facebookにつながりません。！」と言い切っているので、誰の目にも明確ですね。

ところで、「Curl」とはなんぞやですね。

調べたろことによると、「Curl」は「カール」と読みます。そして、「米国防総省やマサチューセッツ工科大学(MIT)などの共同プロジェクトから生まれたWebアプリケーション記述言語。」で、「Webアプリの処理速度が10倍速くなる。」と期待されているそうです。さらに、「最近、課金制度が緩和され、少しずつ広がってきている。」そうです。

まぁ、簡単に言うとJavaみたいなものかな。

要は、wordbookerはCurlという言語を使って作成しましたみたいことか。（それは、いいとして…）

「Failed to connect to  Network is unreachable」でGoogle先生に質問。

Answerが、「Your server’s network or firewall is likely misconfigured; disable your IPV6 interface if you don’t have IPV6 connectivity」でした。

「あんたのサーバのネットワークかファイアウォールは設定が違っとうちゃないと？IPV6コネクチビチがないとならIPV6インターフェースを無効化しとかんばね。」後半部分は意味がよくわかりませんが、とにかくIPv6の設定が問題のようですね。

というか、ネットワーク再構築をしたときにRTX1100（ルータ）で、IPv6なんてまったく設定しておりませんでした。

というか、IPv6のこと忘れてました。IPv4だけせっせと設定して安心しきっておりました。

「2a03:2880:10:cf01:face:b00c:0:4」は、facebookのサーバのIPv6のアドレスでした。

つまり、IPv6をスルー（透過またはブリッジ）させる設定をRTX1100にしてあげればよかはずです。

さっそくGoogle先生に質問。

Answerがここ（YAMAHAのサイト）にありました。

サイト記事抜粋です。

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フレッツ・スクウェアネクストなどのIPv6を必要とするサービスを使うには どうすればよいですか?

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フレッツ・スクウェアネクストへの接続はIPv6通信で行われます。

対応プロバイダを利用したインターネットアクセスの設定に追加して、以下のようにIPv6を設定します。

ただし、ひかり電話を契約していない場合（RAプロキシ）としている場合（DHCPv6-PD）で設定が違うので、ひかり電話の契約を確認して下さい。

IPv6の設定例(ひかり電話を契約していない場合：RAプロキシ)

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ipv6 prefix 1 ra-prefix@lan2::/64　　　　<——-設定に使う

ipv6 lan1 address ra-prefix@lan2::1/64  <——-lan1をlan3にして使う

ipv6 lan1 rtadv send 1　　　　　　　　　 <——-lan1をlan3にして使う

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以上の内容を参考に私の環境に合わせて設定しました。

上記では、lan1となっている箇所をすべてlan3（DMZ内にサーバを配置している）に書き換えてRTX1100に設定を書き込みました。もちろん、最後に「save」コマンドで保存しておきました。（lan1は社内LANなので現在はipv4のままです。lan1もIPv6透過の設定が必要でしょう。）

さて、記事を更新してみました。

お〜！おみごと。ちゃんとfacebookに記事が投稿されています。（図１）

当たり前といえば、そこまでですが。

問題が解決できて一安心です。昨日から悩んでいたので、スッキリです。

あとは、「１」と「３」をぼちぼち処置します。