わり算が苦手な人の大半は「÷1ケタ」が暗算では、できません。できても時間がかかりすぎます。
では、さっそくチェック
これは、超簡単ですね。
では、
大丈夫ですか。
ここらへんで少し時間がかかっている人は、下の問題をしっかり練習してください。
放っておくと中学の数学で、とっても痛い目にあいます。
(脅かしているわけではありません。そういう人をたくさん見てきました。)
75 ÷ 3 = 25
「あ〜、、、もうダメやん。」なんて、あきらめるのは早すぎです。
毎日、5分程度でいいです。このような簡単な計算(暗算でできる)を練習してみてください。
大切なことは毎日続けることです。
「え〜、、、めんどうくさい。」と思っていると、中学生になって、もっとめんだどうなことになってしまいますよ。
おそらく、この記事を読んでいるということは、それなりに学習意識があるという意味ですよね。
それなら、ぜひ、私(えっ、おまえ誰?)を信じて、やってみましょう。
学校や塾の算数の授業で、計算が簡単だなと感じたとき卒業です。
<では、練習>
- 48 ÷ 6 = 8
- 4.8 ÷ 6 = 0.8
- 0.48 ÷ 6 = 0.08
- 24 ÷ 6 = 4
- 2.4 ÷ 6 = 0.4
- 0.24 ÷ 6 = 0.04
- 8 ÷ 4 = 2
- 0.8 ÷ 4 = 0.2
- 0.08 ÷ 4 = 0.02
- 56 ÷ 8 = 7
- 5.6 ÷ 8 = 0.7
- 0.56 ÷ 8 = 0.07
どうですか。簡単でしょ。小数点の場所に注意してくださいね。わられる数、答え(商)とも小数点は同じ場所にあります。わられる数が第一位のときは、第一位の場所、第二位のときは、第二位の場所です。
わり算とはいっても、実際には頭の中では暗算でかけ算(九九)を計算しているんですよ。
例えば、「56 ÷ 8 = 7」となっていますが、実際には、頭の中では「8の段をイメージして、ハチ、シチ、56」を計算しているんですね。
でも、「56 ÷ 8 = ?」の答えは「7」。パッと正解を出せるくらい練習しておきましょう。まぁ、ほとんど暗記に近いですね。
次に挑戦しましょう。
- 24 ÷ 2 = 12
- 2.4÷ 2 = 1.2
- 0.24÷ 2 = 0.12
- 36÷ 3 = 12
- 3.6÷ 3 = 1.2
- 0.36÷ 3 = 0.12
今度は、どうでしたか。少し難しく感じましたか。
大丈夫です。すぐに慣れます。
「36÷ 3 = 12」は、九九を十の位の数の3と一の位の数の6で利用しています。
まず、十の位の計算、「3 ÷ 3 = 1」で、十の位の計算の答えは「1」です。本当は「10」という意味ですね。
次は、一の位の計算「6÷ 3 = 2」で、一の位の計算の答えは「2」です。
「え〜、なんで、3÷ 3 をするの」って悩んでる人は、ゴメンなさい。ここでは、そんなものかと深く考えずに計算してみてください。今は、計算を暗算で正確に早くすることを優先させます。
もう少し練習しましょう。
- 48 ÷ 4 = 12
- 4.8 ÷ 4 = 1.2
- 0.48 ÷ 4 = 0.12
- 84 ÷ 4 = 21
- 8.4 ÷ 4 = 2.1
- 96 ÷ 3 = 32
- 9.6 ÷ 3 = 3.2
- 0.96 ÷ 3 = 0.32
どうですか。慣れたら簡単でしょ。
それでは、もうちょっとレベルアップしてみます。(十の位の数で、あまりが出ます。)
- 36 ÷ 2 = 18
- 3.6 ÷ 2 = 1.8
- 42 ÷ 3 = 14
- 4.2 ÷ 3 = 1.4
- 72 ÷ 3 = 24
- 7.2 ÷ 3 = 2.4
「72 ÷ 3 = 24」は、「7 ÷ 3」を計算します。「7 ÷ 3 = 2 あまり 1」となり、十の位の数は「2」(20のこと)です。「あまり1」(本当は10あまっている)は、次の一の位の数の「2」とあわせて「12」とし、「12 ÷ 3 = 4」となります。一の位の数は「4」です。計算の答えは「24」となります。
「う〜、ちょっとむずかしかー。」ですか。がんばって、練習してください。ここを乗り越えると後の計算が楽になりますよ。さらに、応用にも利用できて便利になります。
さぁ、もう少し練習しましょう。
- 52 ÷ 4 = 13
- 5.2 ÷ 4 = 1.3
- 84 ÷ 3 = 28
- 8.4 ÷ 3 = 2.8
- 78 ÷ 2 = 39
- 7.8 ÷ 2 = 3.9
- 96 ÷ 4 = 24
- 9.6 ÷ 4 = 2.4
それでは、3ケタにも挑戦してみましょう。
(ここまでの内容がイマイチというひとは、今までの問題を紙に写しとり、練習してください。大丈夫になったらまたもどってきてください。待っています。)
- 124 ÷ 2 = 62 (ヒント12÷2=6)
- 12.4 ÷ 2 = 6.2
- 1.24 ÷ 2 = 0.62 (ヒント1.2÷2=0.6)
- 0.124 ÷ 2 =0.062 (小数第3位)
- 324 ÷ 4 = 81
- 32.4 ÷ 4 = 8.1
- 3.24 ÷ 4 = 0.81
- 0.324 ÷ 4 = 0.081
- 824 ÷ 4 = 206 (ヒント8÷4=2、2÷4=0あまり2、24÷4=6)
- 82.4 ÷ 4 = 20.6
- 0.824 ÷ 4 = 0.206
- 912 ÷ 3 = 304
- 91.2 ÷ 3 = 30.4
- 9.12 ÷ 3 = 3.04
- 0.912 ÷ 3 = 0.304
- 134 ÷ 2 = 67 (ヒント13÷2=6あまり1、14÷2=7)
- 13.4 ÷ 2 = 6.7
- 1.34 ÷ 2 = 0.67
- 0.134 ÷ 2 = 0.067
- 592 ÷ 8 = 74
- 59.2 ÷ 8 = 7.4
- 5.92 ÷ 8 = 0.74
- 0.592 ÷ 8 = 0.074
- 490 ÷ 5 = 98
- 4.9 ÷ 5 = 0.98 (9.8ではない。)
25番の問題ができた人は、卒業ですね。おめでとうございました。
- 1 ÷ 4 = 0.25
- 1 ÷ 8 = 0.125 (0.25の半分)
- 3 ÷ 4 = 0.75 (0.25×3)
- 3 ÷ 8 = 0.375 (0.125×3)
受験算数でよく見かけます。覚えておくと便利ですよ。